Requiemにインタビューしちゃいました


Yudai - この色
Jouni Nikula - この色

では、よろしくお願いします。

このインタビューは僕にとってちょっと衝撃的なモノだったよ。
これを作ってくれてありがとう
ちなみに返信するのは Jouni Nikula (vocals) だ

では、まず最初に形式的ですが、バンドの紹介など簡単にをお願いします

Jouni Nikula:
Requiemとはフィンランドからのメロディックメタルの新星さ
パワーメタルと、ネオクラシカルとプログレッシヴを混在させた音楽を演っている

1st Album、The Arrivalの前、僕たちはGods of WarとInto the Nightという二つのデモをリリースした。それらはメロディアスなものだったが、デスメタルの比率の方が大きかった。ボーカルはデス声で、歌詞は普通のメタルなものだったけどね

僕がRequiemに加入したのは彼らの2nd DEMO以降なんだ。僕らはInto the nightをクリーンボイス(普通の声)で再録したんだけど、そしたらそれはなんとSound Riotとの契約をもたらしてくれたのさ

さらにInto the Stageというビデオをリリースした。これは3台のカメラによって撮影されたもので、プロモーション活動に使われた

・・・君がRequiemを聞いた時、それは長い道の始まりだということを覚えて欲しい。
僕らの音楽がよりメロディアスに、パワーメタルになろうとも僕らは真のメタルという姿勢を音楽の中に持ち続ける
僕たちはそこいらのありふれたステレオタイプのメロスピバンドではない
僕らは僕らの行動の中に、僕らの"touch" をあなた方に与え続けることだろう!(原文:We try to bring our own "touch" in what we are doing!)

Requiemという名前の由来はなんだったのですか?
また、デスメタルからクリーンボイスに変わったときにはバンド名を変更する等ということは考えましたか?

Jouni Nikula:
- Requiemのギターヒーロー、Arto Raisalaがその名前を2000年秋に思いついたんだよ。
彼はシンプルだけどキャッチーで、かつクラシックに何かしら関係のある名前をつけたがっていたんだ。
Requiemはクラシックに大きな影響をうけているからね

日本ではSonata Arcticaの前座をつとめたということもあり、ポスト Sonata Arctica現るという噂が一部で立ちましたがどう思いますか?

Jouni Nikula:
- いいことだとおもうよ。僕らは彼らの音楽が好きだ。でも僕らに多大に影響を与えたと言うことではないけどね。
彼らは素晴らしい曲を書く素晴らしいバンドであり、Tony Kakkoは驚くべきシンガーだ。それに彼らはとても親切で、気のいい人達だしね!

(実はJani Liimatainen (Sonata Arctica : G)はこの前の春のフィンランドのPietarsaariのコンサートの時僕らに混じってたんだ。)

僕らの新曲はとてもメロディアスで速い。ただ、皆がRequiemとSonata Arcticaを同じフィンランドから来たということだけで比較することは、
悲しいことだね。

僕らは将来、Requiemというバンドしか出せない音を探し出す。今後出てくる新しいバンドが、僕らと比べられるようにね!(笑

引き続きInvisible Touchの話ですが、Invisible Touchが日本ではとかく大評判でした。日本盤ボーナス"Tomorrow`s Dream" もそういうスタイルのようなので非常に楽しみです。あなた方の1st Album "The Arrival"のなかで一番お気に入りの曲はどれですか?また、あなたのお薦めするアルバムを一枚だけ教えていただけませんか?

Jouni Nikula:
- Tomorrow's DreamはThe Invisible Touchよりも速いよ。この曲は僕ら自身で録音したんだ、サウンドホリックが期限をもうけてせかすから・・・。
だから良いスタジオを予約する暇がなかったんだ。とにかくあわただしかったよ。

新曲はArtoとTeemuが作ったんだ。彼らは他のメンバーに曲を送り、皆各々のパートを練習した。そして次の週末に集まって、
レコーディングとミキシングを一日でやったんだ!

この曲をライブでやれたらどんなにか素晴らしいことだろうね

The Arrivalのなかのお気に入りの曲はあげることが出来ないなぁ・・・。なぜってすべての曲が素晴らしいからね。
ただ、最初僕がHalls of Eternityを聞いたとき、僕はこの曲がいままで聞いてきたどの曲よりの素晴らしいと思ったよ。それにこの曲はアルバムの中でとても素晴らしい働きをしていて、かつ難しい曲だからね。

だけど、ライブで演るので好きな曲はあげられるよ。それはWhispersとThe Invisible Touchかな。この2曲はとてもエネルギッシュだし、観客を燃えさせることができるからね!

僕個人のお気に入りのアルバムはこうかな・・・
Dream Theater - Images and Words
Fates Warning - Pleasant shade of Gray
Conception - In Your Multitude
Rush - Hemispheres
ARK - Burn the Sun
Helloween - KeepersとAndy Deris時代
Symphony X - V

・・・あげればとにかくきりがないよ!
僕はクラシックも聴くんだ、特にシューベルトの歌集が大好きだね

RequiemのギタリストArto RaisalaとTeemu Hanninenの二人はクラシックが大好きなんだ。彼らはジャズ、フュージョン、ギターヒーローの曲をたくさん聴いてる。あと、彼らは任天堂のゲームミュージックの大ファンなんだよ。実はLiquid Hoursは最初、悪魔城ドラキュラとトリビュートして作られたんだよ(笑

まぁなんだかんだいっても、結局僕らはHeavy Metalが大好きだってことなんだけどね!

以前メールを送らせていただいたときに、いやに親日だったんですけど(笑 日本にどのような印象をお持ちですか?サウンドホリックと契約したことなどもまじえておこたえいただければいいなぁと...

Jouni Nikula:
うん、僕らは日本が好きだよ。まだ行ったことはなくてもね。最初に君の音楽好みは素晴らしいね。流行に流されてないって感じだ、信念を持ってるって感じで。Yngwie MalmsteenとMark BoalsのTrial of Fireなんかはそっちで有名らしいね。でもこっち欧州ではそんなにみんなそれをきいてないんだよね。あとStratovariusは凄い有名らしいけど、フィンランドでは以前は誰も聞いてなかったよ

日本の文化、芸術もまた素晴らしいものだね!Arto Raisalaが日本に行った際、彼は僕を呼んで面白い話をいろいろ聞かせてくれたよ。TeemuとArtoは前からすでに日本のファンだったね。彼らは任天堂のゲームが大好きだし、多くの日本のメタルバンドを聞いているんだ。
LoudnessとかX Japan とか。あと彼らは日本の映画、アニメもよく見てる。だから僕らと日本の絆はとても強いよ!

ライブなどでカバーなどをやってると思うのですが、なに演ってるんですか?自分たちなりのアレンジなどは加えますか?

Jouni Nikula:
- Iron MaidenやYngwie Malmsteenの曲をカバーしてるよ。もちろん僕ら流の音、つまりRequiem Versionにしてるけどね!
将来的にはSymphony X、Dream Theaterなんかもやろうと思ってる。あとはもちろんHelloweenやManowarもね!
Manowarの曲はとかくライブ映えするんだよ!

1st albumのレコーディングの時とかで印象深かったことや、面白いエピソードなどありませんか?

Jouni Nikula
- そうだね・・・僕らはフィンランドのJyvaskylaにみんな住んでるんだけど、ある日、友達の日にパーティー付きでみんなで泊まりにいったんだ。翌日の午前中にはドラムのレコーディングがあったんだけど、Teemuが靴の片方を無くしてしまったんだ。だから彼はそのあいだかたっぽの靴だけで歩いてたんだ・・・・。だけどそのときは冬でね・・・雪がたくさん積もってたんだよ・・・・

幸運なことに午後には靴を見つけることが出来たけどね。どっかの酔っぱらいが持っていったらしい


Requiemの将来ですが、Offical siteにはSymphonic metal from Finlandと書いてありますが、今後はアルバム中、随所に見られるようなプログレッシブな方向へ行くのですか?もしくはメロディックスピードメタルへ?

Jouni Nikula
- まず、もっとヘヴィになるだろうね。あと多くの曲はだいたい1st Albumのような感じになると思う。
いくつかは疾走曲が入り、またいくつかはもっとプログレっぽくなるだろうね。あくまで希望だけど、次作はよいプロダクションが得られると良いな。新曲はキラチューンだからね!

Symphonic metal from Finlandというのは、ぼくらをいい感じに表現してると思うけど、これは僕らのサイトでしか使われてないね

前の質問に少しかぶりますが、他所のインタビューによると次作はギターが前面に出るようですが、
それ以外にも次作の構想などはすでに練られていますか?

Jouni Nikula
- そうだね・・・2nd Albumのレコーディングを始めるときには、過去に作った曲の中から最上のモノをピックアップしようと思ってるんだ。そんでそれぞれのパートを練習してからバンドでレコーディングしようと思ってる

さっきも言ったけど、ギターのArtoがヒットチューンを作ったんだ。彼曰く、HelloweenのFuture Worldよりもキャッチーらしいんだ!僕は誓うよ。
次作にはいくつかの素晴らしいパワーメタルチューンが収録されるってことをね!あとプログレッシブな叙情曲もね!

Interviewは終わりです。ありがとうございました!ではメッセージをお願いします!

Jouni Nikula
- 僕はコメントを送ってきた日本のファン達に感謝したい。しかし、僕の記憶が正しければYudaiはInvisible Touchを聞いて真っ先にコンタクトをとってきた日本人だよ(笑

君のコメントを嬉しく思う。君もこれからも頑張って!

日本での仕事のすべてがうまくいくといいな!すでに日本でツアーをすることを夢見てるよ!

あ、あとBroken Allianceのビデオができたので、日本にも送られるだろうからチェックしてくれよ!

http://www.requiem.kpnet.com ここにくればアルバムのサンプルや、たくさんの情報があるよ

それじゃありがとう! そして・・・stay heavy !

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