Mental Cruelty / Symphony of a Dying Star

2025年3月14日

Wintersun復活!?とか書き出してね、そういうタイプの見出し増えたよね。特に不安感を煽るゴミみたいなタイトル。例えば「Xametalを長時間聴くと危険!?」みたいな。で、中身読むと特にそんなことには触れていないか、「大音量で音楽を聴くのはやめましょう」とか月並みな事しか書いてないの。そういうタイトルの話はどうでもいいんだった。最低だなぁインターネット。インターネットなんて大嫌いだよ。

俺はWintersunを2005年ぐらいにライブで見て、彼らはそのライブのトリで、もう興奮しすぎてフィンランド国旗振りながら2-3回ダイブするぐらいだったんだけど、この曲を聴いたときは思わずそれを思いだしたよね。シンフォニックな味付けで疾走感に荘厳さを味付けしながらも、デスメタルのキレの良さを感じさせるギターとボーカル、妙に民謡調で主テーマともよく絡むギターメロ、クリーンボイスとデスボイスの絡みとかいうもう手垢まみれだけどグッとくるやつ!KalmahのTime Takes Usぽさもあるな。キーボードと攻撃的なギターとドラムが北欧の冬の風のやばい時を思わせるクサクサ哀愁メロディと雰囲気を紡ぎだす。あの日のWintersunがここにあった。あったんだよ。最後の半音上げはメロスピっぽさもあるぞ!その割に突然終わるけど。

思えばWintersunの1stは変拍子疾走等も取り込みつつ、メロデスとして別次元の完成度をサラッと出してきた恐るべき一枚であった。2ndにもその路線を求めていたのにTime Iの大失速ときたら・・・。

デスメタルっぽいバンド名にしようとしてMental Crueltyというちょっとかわいい感じになってるけど、結構好みの攻撃的なデスボイスなのは好感がもてる。Symphony of a Dying Starという曲名はXametal的にOKです。聞く前から「これはクサメタルだな・・・」と予想させてくれるリスナーに寄り添った設計。B級C級メロスピバンドだと聞いてがっくりも多いけどな!流石Century Media Recordsだ。Scarlet Recordsよりも俺の中では信頼がある。

YoutubeのコメントにもWintersunについて言及する人がいる。うむ。君はわかってる。

うざったいのでイントロ的なパートは飛ばしました!↓

Song Review

Posted by Hurricane Master