The Wild Stream Of Eternal Sin

Artist

Terror Squad

Album

The Wild Stream Of Eternal Sin

Terror Squad

Track List :
1. Straight To Hell
2. Disco Bloody Disco
3. Order Of Lone Wolf
4. Chain Of The Damned
5. Nightmare Rider
6. Blood Fire Metal
7. Wild Disorder

総評

Average Score
神盤
(1件のレビュー)
1999年にWorld Chaos Recordの第一弾としてリリースされた日本が誇る轟音魔術師軍団による世紀の名盤。CD全7曲約29分に詰めこめられた狂気の凶器。全曲全編を激速2ビートで駆け抜けるのだが、その音が内包する全曲全編に散りばめられた猛烈にエモーショナルなギターソロ、全曲全編に渡ってマイナスのタメがこれ以上ない快感を生み出しているドラム、超轟音においても100%バンドの屋台骨と機能しているベース、その咆哮には荒れ狂う狼も逃げ出すであろう獣系デスボーカル、全てが完璧。特にしっかり聴こえているのに音の構造より先に狂気が伝わってくるギターリフと、各曲のハイライトを一度は必ず生み出すギターソロは、構築感を携えた非常にメロディアスなモノではありつつも軟弱なアティチュードなど微塵も孕まない音の枠組みを越えて本能を直接刺激する轟音薬物のような存在感を誇る。超猛スピードで展開される複雑なキメの数々やシンガロング必死の覚えやすいメロディラインも圧巻で、直撃大貫通系のCDとしてこれ以上は望めないのではないか?と思ってしまう程に充実した作品である。

ちなみにこれはデスラッシュではない。表層的なジャンル分けを行えばそのようにカテゴライズされてしまうが、そんな言葉が一般化するより前に全編2ビート系のデスメタルを体現していたというだけであって、丸い円盤に封入されている本人達の意思はスラッシュメタル以外の何者でもないからだ。進化したWhiplash、Exodus、Bulldozerといった形容が似合う『最高にカッコイイ時代遅れな音』がそこにある。

なおバンドは1stリリース以降新たな音源は出さずにひたすらにライブ活動を繰り返しており、そのハイライトの1つとなった2003年5月のTerror 2000との競演(Poser Patrol Vol.3)においては前座がメインを盛り上がり具合で食ってしまう他、2001年のドイツツアー(German Patrol)においてTerror Squadマニアックスを海外に多数生む等、その筋のマニアには半端じゃない支持を受けている。が、客との精神的距離が日本で最も近いバンドとして知られる実力を遺憾なく発揮してくれるのは嬉しいのだけれども、既にセットリストは新曲が半数近くを占めるようになってきているし、その新曲群には今作を別ベクトルで凌ぐポテンシャルを感じているので気合の入った新譜製作に入って欲しいところでもある。
オイラもう辛抱たまらんぽ(; ´Д`)
~どみね。~
Best tune : 全部。
彼等の合言葉は「Poser Patrol」。
激鉄メタルファンを自称しててこれを持ってない人は
恥かく前にこっそりひっそりゲットしとこう。捕まっちゃうよ。

Posted by kazuki